第一回「保育実践研究会」

活動報告

「子どもをみる、子どもと出会う」

事例①「仲間の力を借りてやさしさを全うする」より、りょうた・みこ・たいがの気持ちを考え、保育の手立てをグループで話し合う。

気付き、今後の課題、継続したいこと等

保育実践研究第一回目は、今後事例を通して子どもの気持ちに向き合っていく上で、保育者が大切に心に留めておかなければならない事を「子どもをみる、子どもと出会う」の中で学んだ。

まず、子どもは未熟で育てなければいけないという観念ではなく、子どもは保育者が環境を整えることで、自ら学び育つ力をもっている。その力を支えるお手伝いをするという点で子どもをみる必要がある。どうしても、子どもの出来ない所をこうして伸ばしてあげたい。とかこのように育ってほしい等、子どもにおしつけてしまいがちであるが、子どもの伸びようとしている所を支えるという視点で今後の保育の手立てを考えていく。
また、子どもの出来ない所ばかりをみてしまい、否定的な目で子どもをお世話してあげようとするが、出来るところに重きをおき、子どもを肯定的な目でみることで新たな子どもへの気付きがみえてくる。

私自身、保育では全体を把握することで精一杯になってしまっているので、一人ひとりに向き合う事を忘れてしまっていることもある。研修で原点に立ち返り、新たな気持ちで子どもに向き合っていきたい。また、保育の中で考える余裕がない時も、その後に思い出して「あの子はあの時何を思っていたのだろう?」とかんがえる時をもてるようにしていきたい。

活動の詳細

実施日
2018年6月23日(土)
実施場所
千葉明徳短期大学